【本】ウィトゲンシュタインと精神分析
面白かった。ウィトゲンシュタインって素敵~ってなれます(感想が雑い)
最近、近場でラカンに傾倒してる人がいるので僕も「生き延びるためのラカン(リンク)」をとりあえず読んだんですけど(それはそれで衝撃があって楽しかった)、同時にその傾倒する近場の人間の精神分析に対する態度にぼんやりとした不安をもったんですよね。
この本はウィトゲンシュタインの精神分析に対する態度とか考え方を拾っていくものなわけですけど、おかげで抱いていたぼんやりとした不安が「ああやっぱり危なっかしいなアイツ」という考えに変わりました。ソイツに読ませたいと思う。
ウィトゲンシュタインとフロイト(の精神分析)について、基本的(入門的)な知識がないと面白くないと思います。なんかそういうの踏まえて二人の情景を眺める感じの本なので。あと、文字がそこそこデカくて読みやすいです(そこ?)