凛花の記録 - ver6.0より前
草木をモチーフにした文字(母音をダイアクリティカルマークみたいなもので表す)である凛花文字ですが、ここでは現在までの凛花文字の歴史を書いておきます。
輪花式・凜花1.0
凛花文字の起源は人工言語 xaana palaadi(開発中止)の呪術文字「輪花式」にあります。
母音をダイアクリティカルマークで付すという基本的な構造は輪花式からありました。
ただし、現在の凛花に比べて文字同士の接続があまり良くありませんでした。
輪花式用の文字体系のつもりだったけど、汎用してもらっていいので、名前を正式に「凛花文字」にします pic.twitter.com/jZ5tj6869U
— ヲカ∃ (@oka_iu_tcan) 2015年4月7日
輪花式と凛花1.0は同じものですが、xaana palaadi専用として用意したものを輪花式、汎用に公開したものを凜花1.0と呼んでいました。
凛花文字 2系
凜花1.0の3か月後くらいに2.0が公開されました:
【完成版】凛花文字を改定しました。ver2.0です。 pic.twitter.com/vgqyyw6NO8
— ヲカ∃ (@oka_iu_tcan) 2015年7月18日
凛花文字は草木に加えて実の形(歯茎音)が現れます。このおかげで、筆記体のようにひとつなぎで書いても字形のダブりがないはずです。
— ヲカ∃ (@oka_iu_tcan) 2015年7月18日
@oka_iu_tcan 見た通り、もっぱらロジバン仕様ですが、i- を y に、u- を w に、アポストロフィを h とすれば、ラテン文字と対応します。ただし、ロジバンにはない連続母音については正式には決まってないので、そのあたりは調整する必要があります。
— ヲカ∃ (@oka_iu_tcan) 2015年7月18日
@oka_iu_tcan ラテン文字との対応はともかくとして...。ver1.0と大きく変わったのは、歯茎音と、有声音です。歯茎音は実の形になり、有声音は無声音の上下反転になりました。また、一筆書きがしやすいように、なるべく枝分かれをなくしました。
— ヲカ∃ (@oka_iu_tcan) 2015年7月18日
歯茎音の字形として果実形が出たのが2.0です。個人的にはこの字形によって、凜花の文字列にメリハリが出たように思います。
そのすぐあとに、連続母音についての加筆、形式子音・i-, u-の修正がなされた 2.1 が発表されました。
凛花 ver2.1 です pic.twitter.com/ydEBkgslvD
— ヲカ∃ (@oka_iu_tcan) 2015年7月18日
凜花文字3.0
2.1から三日後(更新早すぎでは…)、ベクター形式で清書した版として 3.0 が出ました。アポストロフィとピリオドが変更されました(おそらく)。
凛花文字 ver3.0 アップデートしました。 pic.twitter.com/LR11ztK9LP
— ヲカ∃ (@oka_iu_tcan) 2015年7月22日
アポストロフィの案はWyuさんからのものだったはずです。ありがとうございました。
凜花文字 4.0
3.0から3週間後、4.0 が生まれました。m, n が試験的に変更されました(一つ葉から双葉に)
とりあえず凛花ver4.0 変更点はmとn。 pic.twitter.com/70O2shO9nL
— ヲカ∃ (@oka_iu_tcan) 2015年8月13日
また、適宜文字の接続点で小さなターンを入れるという規則が新たに加わりました。
凛花、もし次変わるとしたらs,z とか、tc, ts, dj, dzだと思うけど、もう基本的に変わらないんじゃなかな
— ヲカ∃ (@oka_iu_tcan) 2015年8月13日
凜花文字4.0の時点でようやくブログ記事にまとめました:
シダさんがいい感じにキレイにしてくれたのも、4.0でした。ui
おかゆさんの凛花文字を一寸キレイに(?)してみました。母音の辺りとかまだ作りが甘いところもあるけど今日はここまで。 pic.twitter.com/Xnc4sI6DPx
— =ノ 夕” (@s_i_d_a) 2015年8月19日
凜花文字 5.4
m,nに納得がいかなかったのでしょう…。5.4 ではまたm,nが変更され、「くるりんぱ」になりました。
さらに、いくつかの子音組について合字が開発されました。また、連続母音についても刷新されました。
凛花文字 ver5.4 pic.twitter.com/W87ToL00Pf
— ヲカ∃ (@oka_iu_tcan) 2015年9月16日